レディースティーはずるいのか検証した
どうも、夫です。
今回は、レディースティーはずるいのか検証してみました。
検証の目的と概要
「レディースティー結構前だね」とか
「レディースティーずるい」とか聞くことがあります。
言いたくなる気持ちはわかりますが、ショットを打った女性が飛ばし屋だとしたら、
女性が飛ばすからスコア的に優位なはずなのに、
ティーが前だから優位
みたいな感じに聞こえなくもない。
そこで平均的な飛距離の男女がラウンドしたら、どちらが有利なのかを思考実験してみました。
今回は男女の平均的な飛距離を以下のサイトから拝借します。
https://pro-golfacademy.com/chishiki/4633/
検証内容
思考実験1
例えば、残り100ヤードのショットを平均的な飛距離の男女で比較します。
男性:PWで100ヤード
女性:6番アイアンでヤード
PWなら高くスピンを効いた球を打てますが、6番アイアンはグリーン止まらないですよね。
加えて短いクラブに比べて長いクラブの方がミスの確率は高く、方向性の精度の差は落ちるのが一般的です。
100ヤードのショットでは、女性の方が長いクラブを使う必要があり、ミスの確率や球が止まるかという点で女性は不利だと思います。
思考実験2
平均飛距離であるゴルフ場で1~4ホールだけ仮想ラウンド。
NO1、パー5、WHITE495y、RED369y【男女差なし】
一打目
男性1W(飛距離230y) 残り265y
女性1W(飛距離175y) 残り194y
二打目
男性3W(飛距離215y) 残り50y
女性3W(飛距離150y) 残り44y
三打目以降
アプローチで乗せて、ツーパット
男女共にパー
男女差
ここは男女あまり差がありませんでしたね。
差はないのに、ティーショットの時にレディースティーずるいと言ってしまいそうな感じです。
NO2、パー3、WHITE188y、RED142y【男女差若干あり】
一打目
男性4Uor7W、180y
女性5W、135y
二打目以降
男女ともにツーパットでパー
男女差
男性4Uor7Wと女性5Wだと、若干の差はありと言ったところでしょうか。
NO3、パー4、WHITE366y、RED320y【男女差かなりあり】
一打目
男性1W(飛距離230y) 残り136y
女性1W(飛距離175y) 残り145y
二打目
男性8I(飛距離130y)残り6y
女性5w(飛距離135y)残り10y
三打目以降
男女ともにツーパットでパー
男女差
なんと一打目から女性が不利な結果になりました。これはひどい。
二打目も男性は短めのアイアンに対して、女性はウッド。精度、弾道という点で女性は不利です。
NO4、パー4、WHITE376、RED292【男女差あり】
一打目
男性1W(飛距離230y) 残り146y
女性1W(飛距離175y)残り117y
二打目
男性7I(飛距離140y)残り6y
女性5u(飛距離110y)残り7y
三打目以降
男女共にツーパットでパー
男女差
一打目時点ではレディースティーずるいと言いたくなりそうな感じがしますが。
二打目は7Iと5Uの精度や弾道という意味では、男性有利。
検証の考察
思考実験の結果、このゴルフ場かつ平均的な飛距離という前提において、
レディースティーは二打目以降で男性より長い番手で打つ必要があり、不利
と言えるでしょう。もちろんゴルフ場によっても変わると思います。
そして、女性はウッドやユーティリティが活用できるかどうかというのは、スコアアップの一つのポイントなのかもしれません。
女性の100切りは男性の90切りくらいの価値があるかもしれませんね。
以上最後までご覧いただきありがとうございます。